副業でアート活動をしていると難しいのが限りある時間の中で、どう本業と両立するか。
私は今までほとんど、フルタイムで会社員をやってきて、アート活動は土日に集中していました。
1週間全く空いてしまうとどんどん時間が過ぎていくのがフラストレーションになります。
何もできないまま時間が過ぎて、「このままでいいのかな」と不安になったことはありませんか?
そんな私が実践しているのが、
「1日1タスク」と「ノートへの記録」。
小さなことでも積み重ねることで、少しずつですが確実に前に進めるようになりました。
今回は、私が続けている方法と、その効果についてお話しします。
1日1タスク」の考え方

これは、少しでも前に進むためにやってきたことです。決まりとしては、
- どんなに小さなことでも良い
- アート活動に関わることならば、クリエイティブなことでも事務的なことでも勉強でも何でもOK
私が実際に「1日1タスク」としてやっていることは、例えばこんなことです:
- Instagram投稿1回(ストーリーでもOK)
- HPの写真差し替え
- 次の作品のデザイン案を5分だけ考える
- 材料やパッケージの注文
- 会計・経費の記録
- 展示会やイベント情報を調べる
- 関係する本や記事を読む
- いただいた問い合わせやメールの返信
……ほんの些細なことで大丈夫。
「ゼロより1」― その積み重ねが成果につながると感じています。
なぜこれが効果的か?
私の体験では、以下のような精神的な効果が大きいです。
- 小さな前進でも「今日も一歩進んだ」と感じられる
- モチベーション維持につながる
- 完璧にできない日も「何もできなかった」ではなく「一つできた」と考えられる

私は特に、何も出来ずに時間が過ぎていくと、フラストレーションと、出来なかった自分を責めるような罪悪感が出てきてしまうタチです。
フルタイム勤務だと、勤務後はヘトヘトの時があります。
そんな時でも、何かアートに関わる全く別のことを、そしてそれが小さくても積み重ねになることをしていると、少しでも前進できていて、励みになります。
習慣化のために続けているミーニングノート
ノートに「やれたこと」を書き出す
続けるために、できたことをノートに書くようにしています。
私は9年前から「ミーニングノート」という山田智恵さんが開発されたジャーナリング術を続けています。
これは、1日3つ「今日のチャンス」を書き出すという、シンプルだけれど奥深い方法です。
私にとっては「アートに少しでも関われたこと」自体がチャンスだと思っているので、
小さな前進をチャンスとしてノートに記録しています。
1日の終わりに「今日はInstagramを1回更新した」「次の展示会を調べた」など、
書くことで、目に見えない努力を可視化できることが、この習慣の最大の魅力です。
私が実際に使っているノート術の本はこちらです(Amazonリンク):
👉 新版 ミーニング・ノート

何もできなかった日が続いたとしても、それはその時の忙しかった自分の状況を把握できて、対策を考えるきっかけにもなります。
いずれにしてもノートに記録していくことはおすすめです。
おわりに
一番大事なことかもしれませんが、
疲れていて、もう何も出来なかった時はそれでよくて、
自分を責めないこと
だと思います。(これは私もまだついやってしまうことで、自分に言い聞かせています。)
副業アーティストは時間との戦いであり、歩みは遅いかもしれませんが、小さな積み重ねで確実に進めます。
諦めて止まってしまうとそこで全て終わりなので、焦らず、止まらないことが大切だと思っています。
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私自身、こうして日々小さなことを積み重ねながら、少しずつアート活動を広げてきました。
「どのようなきっかけで?」と聞かれることも多いのですが、私の原点はドイツでの短期留学にあります。
また、こうした積み重ねの結果として、海外展示会にも挑戦し、経験をまとめた本も出版しました。
Naviact YKでは、海外展示会への出展サポートや海外進出のご相談を承っています。
「自分の商品を海外に届けたい」「展示会出展を考えている」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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