最近、新しいロゴマークをデザイナーさんに依頼して作っていただきました。
その体験があまりに素晴らしかったので、
良いデザイナーさんに出会い、形になるまでのプロセスを少し書きたいと思います。
Contents
きっかけは、ハイブランドジュエリーの元社長さんからの一言
新しいロゴを作ろうと思ったきっかけは、私がメンターとして尊敬する方のご紹介でお会いした、
あるハイブランドジュエリーの元社長の方からのアドバイスでした。
ニューヨークで展示をした時に、お会いして作品を見ていただく機会があり、その時に
「作品の裏に、正真正銘、これはあなたのブランドの作品、という証を入れた方が良い」と言われたのです。
作品裏にはすでに私のサインやシリアル番号は入れており、ロゴマークも長い間欲しいと思っていたのですが、良いものが思いつかなくてまだ入れていませんでした。
でも今後、私のアイデアやデザインを参考に同じようなものを制作する人が現れるかもしれない。
そんな時の為にも、他の制作者と区別して、「これは私のブランドで作った正真正銘の作品」だと一目で分かる印があることは、とても大切なことだというアドバイスもいただきました。
ずっと欲しいなあと思っていたロゴマーク。
お話しをしていて、一気に背中を押していただいた感じでした。
自分らしいシンボルを探して
以前は自分で作ろうと思っていた時もあり、あるデザイナーさんにご相談した際には、
- 自分が思い入れのあるもの
- 守護霊のように感じるもの
- 自分のパーソナリティを象徴するもの
などが良い、とアドバイスをいただきました。
そんなアドバイスをもとに、
“見るたびに嬉しくなるようなシンボル”を作りたいと思っていました。
でもなかなか自分の手で納得のいくものを形にすることができず、
そこから何年も、いつの間にか時間が経っていました。
ロゴデザインのプロ
自分でデザインや絵を描くのに、全然良いロゴが作れない。。
そんな状況に、想いや世界観をひとつのシンボルに凝縮するというのは、また別の才能なのかな?感じるようになりました。
そこでまずは、Instagramでロゴデザイナーさんを検索。
いくつかのアカウントを見て回るうちに、なるほど、これは専門の方にお願いした方が良いなと納得しました。
デザインやフォントで象徴的なシンボルを制作されているプロの方々のお仕事を見て、
改めてロゴデザインというのは一つの奥深い分野だな、と思いました。
デザイナー選びの決め手は「センスと丁寧なヒアリング」
インスタグラムでいくつかデザイナーさんを検索したのですが、
それぞれのデザイナーさんでやはり個性があります。
洗練された雰囲気、温かみのある感じ、ユーモアを感じられるもの、素朴感、などなど。。
いくつか気になったデザイナーさんの作品を見比べ、
最終的にお願いしたのが00secretさん (https://00secret-design.studio.site)でした。
Instagramはこちら](https://www.instagram.com/logodesign.00secret)
センスの良さはもちろんですが、何よりも想いや世界観を大切にヒアリングしてくれる姿勢に惹かれました。
実際にお願いしてみると、その丁寧さに感動しました。
最初にブランドコンセプトや想いを深く掘り下げるヒアリングシートがあり、
そこから「どんなロゴが良いか」「何を表現したいか」など、
さまざまな角度から質問をしてくださいました。
また、私の好みやテイストについても細かく聞いてくださり、
そのプロセスが、よりデザイナーさんへの信頼感を生むと共に、
とっても楽しくやり取りさせていただきました。
しっかりと自分自身も一つ一つ言語化して回答していく中で、唯一無二のロゴが出来上がるワクワク感を感じました。
素晴らしいプロセスとロゴ案
提案していただいた複数のロゴ案は、どれも素晴らしいものでした。
どの案にも、私が表現したい世界観やブランドの空気感がしっかりと反映されており、
一つに絞るのが難しいほど。
悩んだ末に一案を選び、その後もフォントやブランドカラーなど細部の調整まで丁寧に仕上げてくださいました。

完成したロゴは、まさに“見るたびに嬉しくなる”理想の形でした。


ブランドの世界観に合わせて、私の好きな色を提案、調整してくださいました。
このプロセスを通して、「ロゴにはロゴのプロがいる」ということも改めて実感。
シンボルの曲線や直線の細やかなバランス、フォントの調整、色合いなど、ロゴという小さなシンボルにブランドの全てを詰め込んで表現していただいく。
デザイナーさんの素晴らしいお仕事に感動しました。
自分の世界観を他者の手によって可視化してもらうという体験は、とても新鮮で楽しい時間でもありました。
大切なロゴを守るために
ロゴが完成したあと、本当は今すぐにでも使用したい気持ちを抑え、まずは商標登録の手続きを始めました。
以前、出願前の商標名とコンセプトをWebで公開していた際に、そっくりコピーされてしまった苦い経験があったからです。
その経験から、現在はリスクの少ない個人名をブランド名として使用していますが、
今回は新しく作ったロゴマークを守るため、慎重に手続きを行いました。
せっかく作っていただいた大切なロゴ。
次回の記事では、このロゴを保護するために行った商標登録のプロセスと学びについてお話ししたいと思います。
Special Thanks
ロゴデザイン:00secret
あわせて読みたい記事
こちらのブログでは、私の海外展示会での体験や情報の他に、
副業アーティストとしての一人ブランドの運営についても書いています。




コメント