この記事では、メゾン・エ・オブジェ クラフト出展準備にあたって、ネット、スーツケース、現地での什器調達などについて私のおすすめをご紹介します。
まずは、結論からおすすめのポイントをお伝えします。
- ネットはeSIM契約。会場のWifiは当てにしない。
- スーツケースはハードカバー、フロントオープン型。
- 現地での什器調達は会場近くのIKEA
尚、メゾン・エ・オブジェ出展についての基本情報、リアルな費用ガイド、または移動やホテルなどの実用情報については前の記事をご参照ください。
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Contents
安定したネット環境が大事
出展中は安定したネット環境が大切です。特に下記の目的で使用することが多いです。

- ビジターの連絡先の取得: メゾン・エ・オブジェ専用のアプリで、ビジターの情報をスキャンして取得することが可能です。
- 会場側とのやり取り: 何か問題があった場合だけですが、会場の担当者とやり取りすることが発生することも。私はアプリが最初インストール後にうまく作動しなくて、ブースに来てもらってサポートしてもらったことがあります。
- リアルタイムでSNSに情報をアップ: マストではないですが、展示中であることを出展中も発信したり、場所を動画等で教えたりするとビジターが場所を見つけやすくなることも。
会場のWifiは不安定な時もある
メゾン・エ・オブジェ会場にもちろんWifiはあるのですが、アクセスが集中するため、不安定だった経験があります。
不安定なネット環境のせいで顧客情報が取得できないのは、致命的です。
自分で安定的なネット環境を確保しておくことをおすすめします。
尚、少なくとも私が前の記事でおすすめしている会場近くのホテルのWifiは安定していて不便を感じたことはありません。
eSIMのメリット
自分で契約して準備するのに私はeSIMをおすすめします。
物理的に携帯する必要も、充電も必要ありませんし、とても身軽に接続できるからです。
また、展示後にパリ滞在することを想定すると、どちらにせよ身軽なネット環境は必要になってきます。
クライアントとのアポイントが入るかもしれないことを考慮して、展示後の滞在を確保しておくことを私はおすすめしています。
おすすめeSIM Airalo
私の経験からおすすめするeSIMはAiraloです。
一週間で4.5EUR、二週間でも6EUR (2025年4月現在)。
ニューヨークの展示の際に初めて契約しましたが、展示中も展示後の街中でも、安定したネット環境で快適に過ごすことができました。
設定の仕方などもとても丁寧に説明されているので、初めてでも問題なくできました。
👉 海外展示中のネット環境におすすめの eSIMはこちら(Airalo)
渡航前に事前に購入して、アプリをダウンロード。
アクティベイトは現地に着いてからホテルなどで落ち着いて設定するのがおすすめです。
出展する作品を運ぶ
ここでは、クラフト出展で自分で作品を持ち込む前提でお話します。
作品は可能なら別途輸送ではなく自分のスーツケースで持ち込むことをおすすめしています。
皆さん、ご自身の作品の安全な梱包方法はすでに把握されていると思います。
それでも、心配なのは飛行機で預入荷物にした時の破損事故。
預入荷物は結構乱暴に投げられたりすることが多いからです。
その為にも、丈夫なスーツケースがおすすめです。
おすすめスーツケースLOGELのCUBO
必要なのは丈夫なスーツケース。
そしてさらに、海外での移動や滞在における利便性を考慮して、私は以下の条件で選びました。
- ハードカバー
- フロントオープン型
- 内側のポケットなどを含めて作りが便利でしっかりしている
- デザインがおしゃれ
一時期、この全ての条件を満たしてくれるスーツケースを探していて、ちょっとしたスーツケースのマニアになりました。
そしてこの全てを満たしてくれたのはLOGEL(ロジェール)。日本のブランドです。
まずは、商品を安全に持っていくために、ハードカバーが第一条件。
ソフトカバーは価格も手頃で便利ですが、頑丈さという点ではどうしてもハードカバーに劣ります。
また、雨だった場合、スーツケースを外で機内へ/から運ぶ時に雨にさらされて中のものが濡れてしまう心配があります。私は、中のものがすっかり濡れてしまった経験をしたことがあります。
そして、ハードカバーで探していると、次の条件、フロントオープン型を満たしてくれるものが本当に少ないです。
私はドイツ在住なので、RIMOWAなど、良いスーツケースは手に入りやすくはあるのですが、、
とにかくフロントオープン型が好きなのです。
よくある、横から全開にする通常のスーツケースは場所もとるし、閉める時に重い片方をよっこらしょ、と重ねる時にまたズレたり、、その作業がどうしても好きになれません。。
ホテル滞在でも、一度置いてしまえば都度出し入れするのも楽ですし、人目のあるところでもスマートにできます。

会場に作品を持ち込んで展示準備するのもやりやすいです。
ハードカバー+フロントオープン、これを見事に満たしてくれたのはLOGELのCubo。
私は別にLOGELの回し者でもなんでもないのですが、今まで数あるスーツケースを見てきて、Cuboはかゆいところに手が届く、旅行者が欲しかったポイントを全て叶えてくれています。

内部のポケットなどの機能も気が利いているし、フロントのカバーを上げた時のストッパーもあって整理がしやすい。
荷物が多くなってしまった時にジッパーで拡張できる機能も。

私が買った2023年当初は同じような仕様で他の日本メーカーも出し始めていましたが、ヨーロッパでは未だに同じような条件を満たしてくれるものが見つかりません。
今は海外からも日本にLOGELを買いに来る人が多いと聞いていますが、本当におすすめです。
追加で什器を調達したい場合
展示に必要な什器はできるだけ日本から用意していくことを前の記事でおすすめしています。
でも万が一、何か追加で必要になった場合。
会場から近いところにIKEAがあり、出展者でも利用している人が多いです。
店舗名はIKEA Paris Nord Roissy、私も最初の出展の時に利用しました。
住所: 176 Av. de la Plaine de France, 95500 Gonesse, France
必要な場合、タクシーやUberなどを利用して会場からも空港からも片道15分で行くことができます。
私は、現地のIKEAにもあると思っていた定番の商品が在庫切れになっていて、慌てて他の者で代用した経験もあります。
こういうこともありますので、もしスーツケースに入る大きさなら、既に調達して持っていくことをおすすめします。
まとめ
今回は、ネット・スーツケース・什器調達について、私自身の体験を交えながらご紹介しました。
- ネットはeSIM契約。おすすめはAiralo。
- スーツケースはハードカバーでフロントオープン型。LOGELのCUBOが一押し。
- 現地での什器調達は会場近くのIKEA
メゾン・エ・オブジェ出展準備にあたっての参考になれれば嬉しいです。
個別のご相談やサポートを承っております。お気軽にお問い合わせください。
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