NY展示会の渡航準備ガイド|ESTA・eSIM・入国審査の注意点

海外展示会ガイド



NYでの展示会出展にあたり、実際に私が経験した渡航準備・ESTA申請・ネット環境・入国審査・空港移動までの流れや注意点をリアルにまとめました。

まずはポイントを先にお伝えします。

  • ESTAは公式サイトから行うよう注意
  • ネット環境にはeSIMがおすすめ
  • 必要な保険の加入と補償内容を確認
  • JFK空港の入国審査の待ち時間に注意。空港を出るまでに2時間以上かかる場合も
  • 空港からのタクシー移動はスムーズで安心


尚、NYで展示したShoppe Objectについては別の記事で詳しいことをご紹介しております。

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ESTAの申請

日本国籍の方がアメリカへ渡航する場合に必要となるESTA は電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)です。

アメリカに短期商用・観光等の90日以内の滞在目的で旅行する場合、査証(ビザ)は免除されますが、米国行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインで渡航認証を受けなければなりません。

ESTA申請には一人当たり21米ドルがかかります。(2025年6月現在)

ESTAの申請は難しくなく、自分でできます。


旅行代理店がよく代行していますが、手数料などで倍近い金額を請求されます。さらに高額な代行サイトなどもありますので、注意して公式のESTAのサイトから必ず行いましょう。

👉ESTAの公式サイト

ESTAの申請は渡米日の72時間以上前までに申請することが推奨されています。

私は、渡航の一ヶ月前、2025年の1月に申請したのですが、その時は承認が2時間で降りました。

でも、アメリカの情勢も随時変わっていますので、余裕を持って申請されることをおすすめします。

👉ESTAについて説明している外務省のページ

eSIMの準備


以前、eSIMについてはパリ出展の準備の時にも書きましたが、NYでの展示経験を踏まえての追記、そして最新データに基づいてアップデートします。

出展中は安定したネット環境が大切で、特に下記の目的で必要になります。

  • ビジターの連絡先の取得: 展示会にもよりますが、専用のアプリで、ビジターの情報をスキャンして取得することが可能です。アプリがなくても、インスタグラムのアカウントなどでお互いの連絡先を交換することもあります。
  • オンラインサイトでの受注管理: こちらも展示会によりますが、アメリカでは特に会場ですでにカスタマーと受注から支払いまでを行えることがあります。
  • 会場側とのやり取り: 何か問題があった場合だけですが、会場の担当者とやり取りすることが発生することもあります。
  • リアルタイムでSNSに情報をアップ: マストではないですが、展示中であることを出展中も発信したり、場所を動画等で教えたりするとビジターが場所を見つけやすくなることも。


展示会場ではWifiが用意されていますが、通信が不安定な時を経験しました。

eSIMのメリット

自分で契約して準備するネット環境として私はeSIMをおすすめします。

物理的に携帯する必要も、充電も必要ありませんし、とても身軽に接続できるからです。

展示会の前後にNYに滞在される方も多いと思いますので、どちらにせよ身軽で安定したネット環境があると便利です。

クライアントとのアポイントが入るかもしれないことを考慮して、展示後の滞在を確保しておくことを私はおすすめしています。

おすすめのeSIM:Airalo

私の経験からおすすめするeSIMはAiraloです。

一週間で4.5EUR、二週間でも7.5EUR 程度(2025年6月現在)と、以前から少し値上げしましたが依然として、とても手頃な価格。

ニューヨークの展示の際に初めて契約しましたが、展示中も展示後の街中でも安定したネット環境で、快適に過ごすことができました。

設定方法もアプリ内で丁寧に説明されているので、初めてでも問題なく使えます。

渡航前に事前に購入して、アプリをダウンロード。

アクティベート(有効化)は現地に到着後、ホテルなど落ち着ける場所で設定するのがおすすめです。

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保険の準備

海外旅行保険

突然の事故、病気や怪我といったアクシデントに備える為に、海外旅行保険への加入をお勧めいたします。

特に、アメリカの医療費は、日本に比べかなり高額であることが有名です。

クレジットカードの付帯保険を利用されている方も多いと思いますが、補償内容を確認しておくと安心です。

私は保険付きのクレジットカードにアップグレードするよりも補償内容が充実している海外保険の方が年間保険料が大幅に安かったので、別途保険会社で直接加入しています。

(ちなみに、ドイツ在住の方のご参考に、私が利用しているのはBarmeriaという保険会社です。)

さらに、展示作品が高額で心配な方は展示会保険に入っておくと安心です。輸送中、または展示会中の事故で作品が破損した時のために補償があると安心です。

保険についてはまた改めて別途、他の記事で詳しくご説明したいと思います。

入国審査の待ち時間に注意

前回は2025年1月末の渡航だったのですが、NYでのJFK空港での入国審査は、とても時間がかかりました。
時期やタイミングにもよるかもしれませんが、審査待ちの列に1時間半以上並びました。

指紋を取ったり、他の国より質問が細かいので、一人一人、入国審査に時間がかかります。

さらに私は、「展示会のために来た」と言ったら、入国審査員が荷物をチェックしたい、と言ったので税関に行くことになりました。

実際には、税関の方とお話していたら、これ以上チェックする必要ないと判断したみたいで、

作品の梱包を開けようとしていたら、「もう見せなくてもいいよ。」と言われたので、ここではスムーズに通してもらえました。


展示会という滞在目的で来るとこのようなやり取りが発生する可能性があるかも知れません。

空港からの移動

NYのJFK空港は正式なタクシー乗り場もはっきりしているので安心、と聞いていたので、特にピックアップサービスなどを申し込みませんでした。

実際、税関のチェックを終えて出たら、タクシー乗り場の案内に従っていくとすぐに見つけられました。

乗り場の列が結構長くて、10分近く待ちましたが、係の方がちゃんといるので、割り込む人達もいませんし、安心して乗ることができました。

ようやくタクシーに乗って空港を出られた時に、時計を見たら結果的に、飛行機が着陸してから空港を出るまでに2時間以上かかっていました。

お迎えや予定がある場合は余裕を持って計画するのがおすすめです。

まとめ

最後に、この記事のポイントをもう一度整理します。

  • ESTAは公式サイトから行うよう注意
  • ネット環境にはeSIMがおすすめ
  • 必要な保険の加入と補償内容を確認
  • JFK空港の入国審査の待ち時間に注意。空港を出るまでに2時間以上かかる場合も
  • 空港からのタクシー移動はスムーズで安心

NYでの展示の際の渡航の参考になれば嬉しいです。

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