アート作品の制作だけでなく、受注・発送・SNS・展示会準備・事務処理まで——。
一人でブランド運営をしている場合、本当にやることが多いです。
外注すれば良いのですが、それは資金力がある場合。
一人ブランドで資金も時間も限られている状況で、且つ、副業でやっている私のような方は、尚更時間はありません。
そんな中で「これはあってよかった」「これがないと回らない」と感じているツールたちがあります。

この記事では、今現在、アート制作以外の業務で私を支えてくれているソフトの実用ツールを、活用ポイントとあわせてご紹介します。
「言わずもがな」と思えるような定番ツールも含まれていますが、
実際に私の活動を支えてくれているものを、正直にリストアップしました。
Contents
AI(ChatGPTなど):一人ブランドの壁打ち相手

頭にあることを整理したり、壁打ち相手になってもらうことが多いです。
その他、情報収集や文案を整えたり、データを整理する、翻訳が必要な時にも使っています。
今は色々なAIツールがありますが、私もいくつか(一番多く使っているのはChat GPT、文書系などはClaude)を併用しています。
無料でも十分助かりますが、私はヘビーユーザーなので、有料で使っているものもあります。
でも、ハルシネーション(さも本当のことを言っているかのように間違える)は結構多いので注意が必要です。
重要なことはさらに自分で念入りに調べます。
WIX : ウェブサイトの制作
私はウェブサイトビルダーとしてWIXを使っています。
ウェブサイト作成に関して全くの初心者でしたが、デザインも自分の好きなように操作がしやすく、オンラインストアの導入もやりやすかったです。
インスタグラムでのストア(Facebook コマースマネージャ)* やGoogle広告を利用したい場合は、リンクもしているので、設定がしやすいです。
*残念ながら2024年よりプレミアムプランには含まれなくなっていますが、ビジネスプランに入っていると無料です。
Canva:画像・動画・SNS投稿の編集など
Instagram投稿、Youtube動画やサムネ、フライヤーや名刺のデザインなど全てをCanvaで行っています。
無料版でも十分の機能が備わっているので、もっと凝ったデザインや編集をしたい時だけ有料版を一時的に使ったりします。
私は初めてのKindle本出版の際、表紙のデザイン背景はCanvaで自分で作りました。
Microsoft Office(Excel, Word, Powerpoint)
私はMacユーザーですが、Numbersなどを使っていると他の方とのデータのやり取りが不便な時もあり、何より自分が慣れているという理由でMicrosoft Officeを使っています。
エクセルは主に会計管理、在庫管理、注文データなど、データの管理が主流です。
パワーポイントは、サプライヤーに渡す図形なども伴う詳細な注文内容や、カスタマー向けの作品やブランド紹介にも使ったりします。
Audacity:ナレーション音声を入れるならこれ

インスタグラムのリールやYoutubeで自分の音声を入れたい時、Audacityという無料の音声編集ソフトを使っています。
Audacity(音声編集ソフト)👉 公式サイトはこちら
インストール型で操作はやり易く、ナレーション音声のカットや音量調整などが簡単にできます。
日本語の使い方ガイドが少ないため、もし初めて使う場合は、YouTubeなどで「Audacity 音声編集」などと検索すると操作イメージがつかみやすいです。
さらに、録音してダウンロードした音声のクリーニングはAIツールでやってもらっています。
Googleドライブ:データ共有に
イベント主催者や取引先とデータ共有をする時に使っています。
特に写真やビデオは容量が大きいので、専用フォルダを作ってデータを保存しています。
重いデータを一回送信するだけの場合は、WeTransferを使っています。
Google Meet : 打ち合わせに
オンラインミーティングには、Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどさまざまなツールがありますが、私はGoogle Meetを主に使っています。
Googleカレンダーと連携していて、参加者に自動でインビテーションを送れるのが便利で、スケジュール管理もしやすいからです。
お客様との打ち合わせなどに使うことが多いです。
ただし、使用するツールは企業や相手によって制限されていることもあるため、その都度、相手に合わせて使い分けるのがベストだと思います。
Adobe Illustrator:.aiデータが必要なときだけ活用
普段は必要ないのですが、aiデータは名刺印刷や業者入稿で指定される形式のため、デザイナーさんが作ってくれたaiデータの元ファイルなどを編集する時に必要になります。
使う時は限定されるので、必要なときにだけサブスクして使っています。
Adobe Illustrator
👉 公式サイトはこちら(Adobe公式)
まとめ
小さいアプリや利用しているWebサービスなどを上げたらリストが大きくなってしまうので、
よく使うもの、または、どうしても必要なものに厳選しました。
便利なツールは日々変化して新しいものが出ているので、またこの記事もアップデートしていきたいと思います。
同じように一人で頑張っている皆さんの参考になれば嬉しいです。もしおすすめツールがあれば、ぜひ教えてください!
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